SEOとMEOは違いとは?対策メニューや関連性について解説

2022年1月28日

SEOとMEOを同じ、もしくは区別がつかない方って意外と多いようです。その良く耳にするSEOとMEO。

「検索結果で上の方に出すこと」と分かっていても、それだけで何か変わるのか、また、SEOやMEOで検索すると、膨大な量の情報が出てきてしまうのでますます分からないという状態になってきます。

ここでは、SEOやMEOの基本的な内容や、概念、その重要性、また実際に取り組むべき施策について、詳しく解説します。

SEOとは何?その対策と例について紹介


SEOとは「Search Engine Optimization」の略称です。日本語では、「検索エンジン最適化」と訳されていますが、この「最適化」という言葉が、非常に曖昧で分かりにくいかと思います。SEOを一言で表すと、「検索結果の上位に表示されるために行う、一連の施策」のことです。

現状では、「検索結果ページの上の方に表示すること=SEO」という認識が浸透しているため、「SEO対策」という言葉もよく聞かれます。しかし正確には、上位に表示されるように、改善していく施策や取り組みそれ自体をSEOと呼ぶのです。

SEOを実践する上で欠かせないのが、検索エンジンの仕組みを理解することです。Googleには「クローラー」と呼ばれる自動プログラムがあり、収集した情報を「検索結果」として検索者に表示しています。

クローラーは無数にあるWebサイトを日々巡回し、そのデータやキーワードを集め、データベースに保存しています。
例えば、「コンテンツマーケティング セミナー」を検索してみましょう。私たちが検索エンジンに入力した情報は、クローラーが集めた情報が蓄積してあるデータベースと照合されます。そして、検索結果として画面に反映されるのです。

検索結果の上位に表示されるためには、検索エンジンにそのページを「良いページ」だと判断してもらう必要があります。この「ページの良い・悪いを判断する基準」を「検索アルゴリズム」と呼びます。

実はこのアルゴリズムこそ、Googleが生き残ってきた秘策だと言われています。このアルゴリズムによって、私たちは「Googleで検索すれば、欲しい情報がすぐに手に入る」というユーザー体験を得られているのです。

そして、このアルゴリズムはいくつかアップデートを繰り返してきました。判断の基準をその度に、変えているのです。かつては「良いページ」と判断されていたWebサイトが、必ずしも今も検索結果の上位にいるわけではありません。

つまり、検索結果の上位に表示されるためには、このアルゴリズムのアップデートに合わせた適切なSEOをする必要があるのです。まず、「何のために対策をするのか?」という目標を明確にしましょう。SEOに取り組むことによって、最終的に達成したいことは何でしょうか。この目標は、後の効果測定の分析やKPIにつながる重要な項目なので、具体的かつ明確な目標を設定しましょう。

MEOとは何?その対策と例について紹介


MEOとは、Map Engine Optimization(マップエンジン最適化)の略称とされ、SEO(Search Engine Optimization:検索エンジン最適化)と対比されて日本国内で広く知られている言葉です。

主には地域を含んだGoogle検索などの結果に表示されたり、Googleマップなどの地図アプリ内で検索した際に表示される一覧を指し、その上位表示を狙った施策の総称です。
今までのSEO対策では、大手のポータルサイトなど大量の情報を持ったウェブサイトがGoogleの検索結果を独占しており、中小企業など規模の小さなオーナー型のウェブサイトは太刀打ちすることが難しい実態がありました。

MEO対策の結果として、以下の検索結果枠に表示されるのはGoogleマイビジネスを持った実店舗のみで、また直接的には事業の規模に関係なくフラットな条件で競うことができます。
またMEO対策について調べると、「ローカルSEO」という表現が出てくることがあります。これはグローバルでもよく使われる略称で、地域を含む検索キーワード・地域情報がでる検索結果を対象とした最適化施策という意味です。

ローカルSEOという大きな概念の中で、マップ検索に特化した対策がMEOというイメージを持っておくと理解がスムーズかもしれません。

SEOとMEOの対策を行う前にチェックしておきたいポイントとは?

実は、Googleはそのアルゴリズムやサイトの評価指標を明らかにしていません。
しかし、「このようなサイトが高く評価されやすい」という傾向を、外部から分析することは可能です。

サイトの分かりやすさ

見出し、小見出し、ナビゲーションの為のリンクがあるか、などサイトの内部構造

コンテンツ自体がいいものか

関連するキーワードが入っているか

ページの強さ

外部リンクの数(被リンクの数など)
内部リンクの数(アンカーテキストリンクなど)

SNSでのシェア数

Twitter、フェイスブックなどSNSでのシェア数

SNSでシェアされたリンクについては、Googleはリンクとして見なしていません。しかし、ソーシャルシグナルとして考慮はされています。また、ソーシャルで多くシェアされるということは、結果的にリンク獲得にもつながるのでソーシャルでのシェア数は重要と考えるべきでしょう。

以上が、主な評価ポイントと推測されています。実際の指標は、さらに多くの要素を考慮して判断されており、かなり複雑な基準に基づいて、サイトの評価がされていると考えられます。

まとめ

ここまでSEO対策やMEOについていて解説してきましたが、実際に自社で対策を行うにはノウハウやリソースが足りないという方も多いかもしれません。

ではSEO対策をSEO会社に外注したらどのくらいの費用がかかるのか、気になるところ。こちらは対策の内容やSEO会社のサービス体系によって異なってくるところです。効率よくSEO対策を行っていくとより時間やコスト節約にもなるでしょう。

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この記事を書いた人
G-KIT編集長
アプリマーケティングのみならず、総合デジタルマーケティング及び、コンテンツクリエイティブを自慢とするG-KITのメディア編集長。Webメディア業界に約8年間従事し、マネジメント・販売管理やマーケティングなど、数々の業務に携わる。YouTubeチャンネル支援や採用メディア支援などを駆使し真剣にクライアントの課題に取り組んでいる。趣味はゲームとウイスキーを嗜むこと。