【2022年最新】アプリの広告モデルから知る運用方法と注意点

2022年1月28日

アプリのマネタイズ方法の1つとして数多く導入されているアプリ広告。また、広告を出稿したい企業にとっても、アプリは多くの人に広告を見てもらえる場になり得ます。

アプリの運営・開発側にとっても、認知や売上の獲得を伸ばしたい企業にとっても、今やアプリ内広告は当然のように見逃せない手段です。現時点では直接関係ない人にとっても、いつアプリ内広告の担当になってもいいように、基本的なポイントについて理解しておくことは大切です。

そこで今回は、アプリの開発者視点からアプリ内広告の仕組みや種類、課金方式についてご紹介していきます。

アプリ別広告モデルの種類や運用方法について

アプリ内に広告を設置するには、個別で各広告主に広告掲載の契約を取るか、あらゆる広告主とメディア(広告媒体)が繋がっているアドネットワークを利用します。導入が簡単なこと、広告主との効果的なマッチングが叶いやすいことから、近年アドネットワークは重要な媒体の1つになっています。

アプリ内広告には大きく4つの種類があります。

バナー広告

・配置:アプリの起動中、画面上部もしくは下部に表示
・掲載方式:テキスト、画像、動画
・広告枠のサイズ:一般的に300 ×50 ピクセル(幅×縦)

アプリのユーザーにとって、もっとも馴染みのある広告だと言えるでしょう。

アイコン広告


・配置:アプリの起動中、画面上部もしくは下部に表示
・掲載方式:画像
・広告枠のサイズ:一般的に(38〜58)×(38〜58) ピクセル

広告のような雰囲気を醸し出さないので、利用者にクリックしてもらいやすいです。

全画面広告

・配置:アプリ終了時など、スマホ画面全体に表示
・掲載方式:テキスト、画像、動画
・広告枠のサイズ:一般的に300×250 ピクセル

全画面に表示される広告のため、たくさんの情報を訴求できます。

オファーウォール広告

・配置:アプリの起動中、画面上部もしくは下部に表示
・掲載方式:画像→テキスト、画像、動画
・広告枠のサイズ:一般的に(38〜58)×(38〜58) ピクセル→300×250 ピクセル

アプリ起動中、上部や下部に設置されたボタンをタップすると、全画面の広告が表示される仕組みになります。

アプリ内の広告面積を自分で調整できるので、訴求内容に応じて柔軟な広告提示が可能です。また、ボタンのタップではなく、全画面表示の広告をクリックでもって課金されるケースがほとんどを占めます。

アプリ広告を運用する上で注意すべきポイントとは?

広告を出稿する場合、広告代理店に任せるパターンと自社のマーケティング担当者が運用を行うパターンがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社の人材リソースや予算などからどちらが適しているか決めるのがよいでしょう。

代理店のメリット・デメリット

・メリット
他社事例や良好媒体などノウハウが豊富
各媒体との調整を任せられるため工数がかからない
代理店によっては、運用だけではなくクリエイティブ作成も行ってくれる

・デメリット
自社でのマーケティングノウハウが蓄積されない
マージンによるコスト(一般的に20%が相場)が発生する

インハウスのメリット・デメリット

・メリット
自社でマーケティングノウハウが蓄積できる
マージンコストがかからない

・デメリット
運用する人材リソースの確保が必要
マーケティング担当者の資質に左右され、代理店のように簡単に変更はできない

この媒体はインハウスで行い、他は広告代理店にお任せするといったハイブリッドで行っているところも珍しくありませんので、自社の環境や予算に合った形を模索してみてください。

また、広告代理店を利用する場合は、1つだけに限定せず複数の代理店から話を聞くのが望ましいです。

まとめ

アプリプロモーションはWEBプロモーションとは違った部分がかなり大きく、指標、計測ツール、媒体の特性など多岐にわたり、多くの知識と情報収集力が必要となります。

ユーザーにとって、アプリ内広告は邪魔な存在になる可能性は大いにあります。どのアプリ内広告がコストパフォーマンスがいいか選定することから、ユーザーの体験を阻害しない方法は何かまで十分い考慮して取り組むと、より良い広告効果を生むことができるでしょう。

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この記事を書いた人
G-KIT編集長
アプリマーケティングのみならず、総合デジタルマーケティング及び、コンテンツクリエイティブを自慢とするG-KITのメディア編集長。Webメディア業界に約8年間従事し、マネジメント・販売管理やマーケティングなど、数々の業務に携わる。YouTubeチャンネル支援や採用メディア支援などを駆使し真剣にクライアントの課題に取り組んでいる。趣味はゲームとウイスキーを嗜むこと。