広告用語はこれで解決!SNSやネットの用語一覧!

2022年1月28日

広告業界では、専門的なマーケティング用語が頻繁に使われます。特にWeb広告やSNS広告においては横書きも多く、ぱっと聞いて理解できないものだらけです。

ここでは、Web広告やSNS広告、マーケティングの基礎知識や頻繁に活用する厳選した専門用語について分野ごとに詳しく解説しています。頻繁に使われるマーケティング基礎用語の意味を理解して、広告やマーケティングを効果的に運用しましょう。

【Web広告】マーケティング用語一覧

SEM

SEMとは「サーチエンジンマーケティング」の略称です。GoogleやYahoo!などの検索エンジンを使って情報を探しているインターネットユーザーを対象に行うマーケティングです。SEMの主なものとして「SEO」や「リスティング広告」などが使用されています。

SEO

SEOとは、日本語で「サーチエンジン最適化」という意味になります。検索エンジンの検索結果で上位表示するために、Webサイト内のコンテンツや構造を最適化することで、Googleに良いサイトであるということを認識させます。Googleに認識されると上位表示がされやすくなります。

上位表示されることで消費者の目に止まりやすくなり、ホームページに訪れるユーザーが多くなり、自社製品の購入へと繋がります。

リスティング広告

検索結果の上部や下部、右側に表示される広告のことです。別名PPC(pay per click)広告とも言われます。GoogleとYahoo!の検索エンジンそれぞれに、独自の表示プラットフォームが存在します。

あるキーワードで検索した場合に、必ず検索結果画面に表示させる時に広告枠を購入することで上位表示が可能になります。1クリックごとに支払いが発生するCPC(Cost Per Click)という課金方法で掲載できる広告です。広告表示枠内での掲載順位によって単価が変わり、上位なほど1クリックあたりの単価は高くなる傾向にあります。

リーチ

Web広告がインターネットユーザー全体の何割に表示されたかを示す指標です。1人のユーザーが複数回表示してもカウントは1回のみです。

フリークエンシー

Web広告が1人のユーザーに表示された回数を示す指標です。リーチがユーザー全体への接触率を示すのに対して、フリークエンシーは1人のユーザーへの接触の深さを示します。

ビッグキーワード

検索エンジンの検索キーワード(検索回数)が多いキーワードのことを指します。ビックキーワードの大きさに比例して競合性も高くなるため、入札単価も高くなります。
上位表示されているサイトはクオリティも高いという特徴があります。

対策、改善の難易度が高い一方、攻略すると大きなリターンを見込めるキーワードです。

ロングテールキーワード

キーワードが持つ意味の範囲が狭く、限定的なワードのことです。検索ボリュームが小さく、入札単価も安価な傾向にあります。明確な要求を持ったユーザーを獲得する可能性が高くなります。

imp

広告が実際にWeb上に表示された露出回数のことです。表示された回数をインプレッション数といいます。

CTR

Web広告の表示された回数に対して、ユーザーにクリックされた割合(クリック率)のことをいいます。クリックスルーレートは「クリック数÷インプレッション数」で計算できます。

CPC

Web広告の1クリックを獲得するためにかかるクリック単価のことです。コストパークリックは「費用(コスト)÷クリック数」で計算できます。

CV

Web広告における最終的な成果のことです。転換率とも言います。商品購入や資料請求、会員登録などコンバージョンの内容は広告主の目的によって異なります。

CVR

Web広告からサイトに流入した人がコンバージョンした割合のことです。コンバージョン率は「コンバージョン数÷クリック数」で計算できます。

CPA

Web広告において1件のコンバージョン獲得にかかる単価のことです。獲得単価は「費用(コスト)÷CV数」で計算できます。

ROAS

Web広告費用に対する売上効果のことです。費用対効果とも言います。売上効果は「売上高÷広告費×100%」で計算できます。

ROI

Web広告費用に対する利益率のことです。投資収益率とも言います。利益率は「利益(売上高-コスト)÷広告費×100%」で計算できます。

PV

Webサイト内にあるページのアクセス回数のことです。訪れたユーザーにサイト内のページがどれくらい閲覧されているかを示しています。ページビューは「サイト訪問者数×閲覧ページ数」で計算できます。

UU

集計期間中にWebサイトを訪れた人数のことです。1人のユーザーが同じWebサイトに何度訪問しても、重複カウントはされません。

セッション

Webサイトを訪問したユーザーが、サイトを離脱するまでの一連の流れのことです。基本的にはアクセスからブラウザを閉じるまでのことを言いますが、ブラウザを開いたままアクセスが放置されている場合には別のセッションとしてカウントされます。

リファラー

Webサイトに訪れるきっかけとなったリンク元となるWebサイトのことです。ユーザーの行動パターンを知るためにアクセス解析において重要となる要素です。

ランディングページ

一般的には、リスティング広告や自然検索から訪れたユーザーをコンバージョンに繋げるための1枚の縦長なWebページのことです。

CTA

日本語でいう「行動喚起」です。ユーザーがWebサイトに訪問した場合に、コンバージョンにつながる行動を促します。申込ボタンの色や形を変更するだけでもコンバージョン率は変わるとされています。

直帰率

Webサイトに訪れたユーザーが、他のページに遷移せずにサイトから離脱する割合のことです。直帰率が高い場合、入口となったページとリファラーの不一致が改善点として考えられます。

離脱率

Webサイトに訪れ、各ページを閲覧したユーザーが、サイトから離脱したページの割合のことです。ユーザーが、どのページで離れやすいかを知ることができます。
離脱率の高いページを見直すことで、効果的にサイト改善をすることができます。

【SNS広告】マーケティング用語一覧

では、次はSNS広告の用語を紹介します。Web広告用語とかぶる部分は割愛させていただいております。

インフルエンサー

芸能人や文化人などの有名人、大きな影響力を持つユーザーのこと。SNSをはじめとした消費者発信型のメディアで情報を発信することで、多くの消費者に影響を与えます。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーに対して商品の宣伝を依頼したり、コラボレーション商品を企画したりなど、インフルエンサーのの影響力や発言力を活かしたマーケティング手法です。

NPS

顧客のエンゲージメント、または企業やブランドに対する愛着・信頼の度合いを数値化する指標です。

MAU

Webサイトやサービス、アプリなどを、月間で1回以上利用したユーザーの数です。

エフェメラル

24時間で消えるストーリーズなどのように、一定時間で投稿したコンテンツが消える機能です。

LTV

顧客が取引開始〜終了までにもたらす損益の累計のことです。

エンゲージメント数

投稿がどれぐらいの反応を得られたのか、ユーザーからの共感や信頼を数値化したもの。何の合計かはSNSによって異なります。
・Facebookの場合:「いいね!」+シェア+コメント+クリック(画像・動画)など
・Twitterの場合:「いいね!」+リツイート+返信+フォロー+ツイートのクリックなど
・Instagramの場合:「いいね!」+投稿の保存+コメントなど

エンゲージメント率

その投稿に対してどれくらいの人が反応したのかという割合を示すもの。エンゲージメント数をリーチまたはインプレッションで割ると算出できます。

炎上

不祥事や失言、倫理的に問題がある画像などが元となり、批判コメントなどが殺到する様子。シェア、リツイートはもちろん、まとめ記事への掲載やマスメディアで取り上げられるなどで拡散し、瞬く間に悪化するケースが多いです。

オーディエンスターゲティング

オーディエンスデータ(Cookieにもとづいたユーザーの情報)を用いたターゲティングの手法。SNS広告においては、広告配信のターゲットを指すこともあります。

シェア

SNS上などで、ブログのリンクや投稿などを拡散する目的で自身のフィード上に引用し、転載する機能。Facebookで主に使用されます。

CPE

SNS広告配信料金の単位の1つで、エンゲージメント1回あたりの料金です。

ショップセクション

Facebookのビジネスアカウントにおいて、Facebookページに追加できる、販売している製品の一覧のこと。直接商品の購入や顧客とのやり取りも可能となっています。

セグメント

本来切り分けられた分類という意味で、顧客や見込み客を、性別や年代などの属性等で分類したグループのことです。

TrueView

YouTube内で展開される動画広告のフォーマットの名称。

ハッシュタグ

TwitterやInstagramなどで主に使用される、「#」記号と文字や半角英数字で構成された文字列のこと。「#〇〇」と入れて投稿することで、同じハッシュタグを含む投稿を検索しやすくできます。

UGC

ユーザーによって作られたコンテンツの総称。FacebookやTwitter、InstagramなどのSNSに投稿されたコンテンツのほか、クチコミサイトに投稿された感想や、通販サイトの商品レビューなども含む。自社商品に関するUGCをSNS上から収集し、広告のクリエイティブに活用することもあります。

広告用語に囚われるな!大事なのは伝える力と分かりやすさ!

「広告」や「プロモーション」は、直接的・短期的には、Webサイトや実店舗への集客、購入促進・問合せ数UP、商品・サービスなどの認知拡大など、様々な役割が割り当てられています。

しかし少し高い視点から、もしくは長期的な視点から考えてみると、広告・プロモーションは、結局「企業の売上UP」、「ビジネスの成長」が目的であるということに気がつくはずです。

「引き出しの数」はもちろん「1回のアウトプット量」を充実させ、しっかりペルソナとインサイトを想定して発信しましょう。量のみならず質にもこだわって効率よく伝えていきます。

まとめ

基本的な広告用語をご紹介しましたが、感覚では分かっていても、詳しく説明できないものもあったかと思います。わからない用語があったら都度調べ、基本用語を覚えるのに活用してください。

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この記事を書いた人
G-KIT編集長
アプリマーケティングのみならず、総合デジタルマーケティング及び、コンテンツクリエイティブを自慢とするG-KITのメディア編集長。Webメディア業界に約8年間従事し、マネジメント・販売管理やマーケティングなど、数々の業務に携わる。YouTubeチャンネル支援や採用メディア支援などを駆使し真剣にクライアントの課題に取り組んでいる。趣味はゲームとウイスキーを嗜むこと。