SNS広告解説!5大SNSの媒体別特徴をご紹介

2022年1月31日

今や私たちの生活に欠かせないものとなったSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)は、
ユーザーが発信するためだけのものではなく、企業が商品、サービスの発信を行ったり、
ユーザーとの交流に利用したりと企業もSNSの必要性、重要性を感じています。

今回は、SNS広告の出稿を考えている方に向け、
利用者が多いFacebook、Instagram、Twitter、LINE、TikTokそれぞれのSNS広告の特徴をご紹介します。

SNS広告とは?

インターネット広告の一種で、Facebook・Twitter・Instagramなどといった
SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のプラットフォームに配信し、SNSの画面に表示させる広告のことを指します。
SNS広告を利用する大きな目的としては「認知の拡大」が挙げられ、
潜在層(まだ商品やサービスを知らない層)や、類似の商品、サービスに興味のあるユーザーなどに自社の商品をアピールすることができます。

アカウント運用だけじゃだめ?SNS広告をおすすめする理由

SNSを利用する企業が増えてきたことは前述せお伝えしました。
では、「TwitterやInstagramなどのSNSのアカウントを運用すればフォロワーが増えて商品の紹介になるのではないか?」と思ったのではないでしょうか?
SNS運用は低コストで開始できますが、ただ運用だけしていればフォロワーが伸びるというわけではありません。
運用にはノウハウを必要としており、実際に効果が出始めるまでに時間がかかってしまうケースが多くあります。
また、有名な企業であってもフォロワーが少ない、という事例は多くあるため、
商品の認知度を高めたいと考えている段階で運用だけに絞るのは得策とはいえないでしょう。

SNS広告の特徴は?

では実際に、SNS広告にはどんな特徴があるのでしょう。
SNS広告のメリットとデメリットに分けてご紹介します。

SNS広告のメリット

・ユーザーのターゲティングを行いやすい
多くのSNSアカウントは、年齢や性別、居住地などのデータを入力することで利用できます。
この個人のデータを利用し、組み合わせることでより細かなターゲティングが可能になります。
特に、SNSに敏感な若年層(10代〜30代)へのアプローチ手段としては有効です。

・他の広告と比較して受け入れられやすい
通常のリスティング広告と異なり、各SNSのタイムラインになじむように表示されるため
「広告感」が少なくユーザーに受け入れられやすい広告になっています。

・ユーザーのアクションが期待できる
SNS広告から、ユーザーが商品やサービスに対して興味を示し、いいねやコメントなどといったアクションやアカウントのフォローを行うことは珍しくありません。
いいねやコメントされることで他ユーザーへ自然に拡散されることがあります。
こういった「拡散」はSNS広告ならではと言われています。

SNS広告のデメリット

・炎上リスクがある
SNSを使った宣伝行為で気をつけなければならないのが「炎上」です。
ユーザーが不快に思うものや攻撃的なものなど、ネガティブなものに関しては特に拡散されやすく、企業やブランドイメージを損なうことになってしまいます。
気軽に投稿ができるからこそ、一度立ち止まって内容に問題がないか確認することが重要です。

SNS広告の仕組みは?

では、SNS広告はどんな仕組みで配信されるのでしょうか?
SNS広告が配信される仕組みは以下の手順で行われます。
1.ターゲットを選定する
2.ターゲティング設定を行う
3.ターゲットユーザーに広告が配信される
4.ユーザーが「いいね」やタップなどのアクションを行う
5.LPやECサイトに訪れる
6.商品、サービスを購入する
そして、SNS広告は「運用型広告」になります。
運用方広告は、ユーザーの画面に広告が表示された回数やクリック数などに応じて費用が発生する方式です。
また、予算が設定できる媒体がほとんどですので、
予算設定を行えば費用を使いすぎ心配もありません。

SNS広告の種類と特徴

ここからは、日本で人気のSNSについて
各SNSの特徴や、向いているターゲット層も併せてご紹介します。

Facebook

主にビジネスでの利用が多く、実名制のため登録情報の正確性が高いことが特徴です。
Facebookの利用者数は日本で月間約2,600万人とされています。
年齢層は30代〜50代の男女の利用率が高く、ビジネス利用が多いため
BtoB商材の宣伝、販売に向いています。
また、情報の正確性から細かいターゲティング設定が可能なため、広告配信を始めるにあたりおすすめのプラットフォームです。
Facebook広告に関してはこちらの記事で詳しく紹介しています。

Instagram

「インスタ映え」という言葉を生み出したことでも有名になったSNSで、
動画や画像が画面上に大きく表示されることが特徴的です。
Instagramの利用者は2019年時点で3,300万人を突破し、男女比はほぼ同等なものの若干女性が多い傾向にあります。

出典:https://about.fb.com/ja/news/2019/06/japan_maaupdate-2/

ユーザー層は主に若年層(20代〜30代後半)が多いため、BtoC商材の宣伝が多いです。
また、写真や動画に特化したプラットフォームのため、広告らしさよりも「ビジュアルがよい写真、動画」が求められる傾向にあります。

LINE

今や私たちの生活に欠かせないといっても過言ではないLINEは、国内の月間利用者数が8,600万人、アクティブ率85%とSNSの中でも特に利用者数の多いプラットフォームです。
ユーザー層も10代〜60代まで幅広く、60代でも50%以上が利用しています。


出典:LINE Business Guide(Summary)

個人で利用を行うため、こちらもInstagramと同様にBtoC商材の宣伝利用が多いです。
また、LINE広告の特徴として、配信面の多さも挙げられます。
LINEの関連サービスにも広告配信を行うことができるため、
幅広い年代のユーザーに、様々な場面で見てもらえる機会を創出することができます。
LINE広告の配信面は以下の通りです。

出典:LINE Business Guide(Summary)

Twitter

気軽に呟けることで人気のTwitterは18〜35歳の間で人気のSNSです。
一番の特徴は「拡散力」で、他SNSと比較しても新しい情報が気軽に手に入りやすく、さらに「リツイート」を行うことで、アクションを行ったユーザーのフォロワーにもすぐに拡散されます。
その反面、炎上のリスクも高いため、特に注意して投稿を行うことが必要です。
Twitterの配信面は以下の通りです。

出典:Twitter ad formats

TikTok

TikTokは「Z世代」と呼ばれる1996年以降に生まれた世代に人気の動画プラットフォームです。
ユーザー数は2021年9月に全世界で10億人を突破するなど、今一番波に乗っているSNSです。
新型コロナウイルスの影響でおうち時間を過ごす中で起きた動画の需要の高まりと共に
TikTokも需要が拡大したものだと考えられています。
TikTokの配信面は、若年層向けのTikTokだけでなく、
30〜60代向けのミドル世代向けの「Buzz Video」や
様々なアプリに広告配信を行うことができる「Pangle」があります。

出典:TikTok For Business

まとめ

ユーザーだけでなく、企業にとっても身近な存在になったSNS。
アカウントだけでなく、広告も一緒に活用することで
さらなる商品、サービスの認知拡大や集客に繋げることができます。
G-KITでは、SNS広告の運用も行っております。
広告運用を検討中の方や、ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人
G-KIT編集長
アプリマーケティングのみならず、総合デジタルマーケティング及び、コンテンツクリエイティブを自慢とするG-KITのメディア編集長。Webメディア業界に約8年間従事し、マネジメント・販売管理やマーケティングなど、数々の業務に携わる。YouTubeチャンネル支援や採用メディア支援などを駆使し真剣にクライアントの課題に取り組んでいる。趣味はゲームとウイスキーを嗜むこと。