【2022年】動画広告の基礎や市場について徹底解説

2022年1月28日

近年、注目度がどんどん増しているインターネットの動画広告市場。企業のマーケティング担当者も、実際に動画広告を配信するかどうか検討されている方がすごく多いです。

そこで今回は動画広告がなぜこんなにも注目されているのか、実際に実施したサービスやメディアサイトの事例も交えながら解説していきます。

是非最後まで読んでいただき、お役立ていただければと思います。

インターネット動画広告の市場を把握!今後の市場予測

動画広告とは?

インターネット動画広告とは、静止画ではなく動画を使用した広告のことです。動画広告には、「インストリーム広告」「インバナー広告」「インリード広告」「インフィード広告」等があり、種類によってサイズや表示される場所も変わってきます。

緊急事態宣言での自粛で自宅でサービスや商品の購入を行う動きが増加する中、幅広い世代でYouTubeやVODを含む、動画コンテンツの視聴時間も大きく増加しました。

現状の動画広告の市場規模

新型コロナウイルスの影響で広告予算を一時的に抑制する広告主や企業が目立つ中、動画によるユーザーへのコミュニケーションは引き続き積極的に継続する動向がみられました。

サイバーエージェントとデジタルインファクトによる共同調査によると、2020年の動画広告市場規模は前年比114%の2,954億円、2021年は前年比132%の3,889億円となりました。前述の内容を裏付けるようにコロナ禍でも積極的な予算投下が見られています。

2022年の市場予測

前述の共同調査によると、PCサイトよりもスマートフォン動画広告の需要はさらに増え続け、2022年の動画広告市場規模は4,833億円にのぼると予測されています。

さらに2024年には6,856億円と特にスマートフォン動画広告の市場規模は、動画広告市場全体の90%以上になります。スマートフォン動画広告の市場拡大の背景にはYouTubeやTwitter、InstagramなどSNSの浸透が大きな理由の一つです。SNSは動画広告を出稿するメディアとして定着し、動画広告をスマートフォンで見るユーザーが増え続けているということになります。

いずれにしてもスマートフォンの動画広告需要は増え続けることが確実と言えるでしょう。

最新ニュース!なぜ動画広告が注目されているのか?その背景とは

5Gユーザーの増加

動画広告が注目される背景の一つに、5G回線のユーザーの増加が挙げられます。5Gの特徴を大きく言うと、高速で大きな容量の通信が可能ということです。

実際に現在の4Gでもストレスは少なく、動画視聴や通信が行えているのではないかと思います。5Gになるとさらに高速で大容量の通信が行えるので、より高度な技術や繊細な動画の見せ方も可能になってきます。今後はさらに動画広告市場が飛躍する可能性を秘めています。

引用※株式会社クロス・コミュニケーションより

スマートフォンの普及

スマートフォンの普及により、動画の視聴がいつでもどこでも可能になりました。これは動画広告市場にとって大きな追い風になっています。さらにスマートフォンの端末自体も年々高画質化だったり、機能面も充実してきています。

株式会社ジャストシステムによるマーケティングリサーチによると、2019年12月度調査で「毎日、動画コンテンツを視聴している」人の割合を年代別で見てみると10代のユーザーは63.0%と実に半数以上が毎日動画コンテンツを視聴しています。2021年現在さらにこの流れは加速していると言えます。

YouTube等、動画コンテンツの配信が充実

動画コンテンツは静止画やテキストと比較すると、音声を含めてユーザーは短時間でより豊富な情報を取得することができます。現在はメディアや情報サイトだけでなく、例えば自社でYouTubeチャンネルを開設し発信を行ったり、採用にも動画を使用する企業が増えています。

静止画やテキストだけでは伝えきれないサービスの価値や、商品のメリットなど動画を通じてユーザーにインパクトを与えることができます。

動画広告の効果とは?企業のメディアサイトやサービスの事例を解説

動画広告の活用事例

デジタルインファクトによる調査において過去1年間で担当者が出稿や関わった動画広告の媒体は、トップが「YouTube」87.8%で最も多いです。次いで「Facebook」が66.7%、「Instagram」が65.0%「Twitter」が46.3%という結果になっています。

動画コンテンツが豊富なYouTubeとInstagram等のSNSが主流になっており、タイムラインや動画コンテンツ前後で動画広告を見せるという形がユーザーへのコミュニケーションに最も親和性のある形です。

デンマークにある「adform」という会社の「Digital advertising benchmark report」において業界別の動画広告クリック率が公開され、上位3つは以下です。「1位趣味・興味系 0.82%」「2位ショッピング系 0.67%」「3位ビジネス系 0.62%」です。

趣味・興味系の内訳はゲームや音楽など個人向けの娯楽をまとめたもののことを言います。上位3つの共通点をあげると比較的BtoCのサービスであることが挙げられますが、近年はBtoBのサービスの動画広告もかなり出稿されています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。動画をいつでもどこでも視聴することができる時代に加え、さらに5G回線の登場で新たな動画広告を発見しようと各社アイディアを出し合っています。

今後ますますインターネット動画広告が注目され、より効果が高く品質のよい動画広告を作成したり施策出しをする必要があります。まだ動画広告を出稿したことのない方、出稿してはいるが効果が期待したほど現れていない方は一度制作実績が豊富なプロに頼むのがおすすめです。

株式会社G-KITでは制作実績や配信情報、事例が豊富です。動画広告をご検討されている方はぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人
G-KIT編集長
アプリマーケティングのみならず、総合デジタルマーケティング及び、コンテンツクリエイティブを自慢とするG-KITのメディア編集長。Webメディア業界に約8年間従事し、マネジメント・販売管理やマーケティングなど、数々の業務に携わる。YouTubeチャンネル支援や採用メディア支援などを駆使し真剣にクライアントの課題に取り組んでいる。趣味はゲームとウイスキーを嗜むこと。