「遊びながら楽しむ」プレイアブル広告の作り方は?

2022年1月31日

最近、動画広告を見ていると、実際に操作して体験することができる広告を見かけることはありませんか?

主に、海外のゲームアプリでこの仕様を見かけることが多いと思います。この広告は「プレイアブル広告」といい、近年人気が高まっている広告手法のひとつです。
実際のアプリと同様の体験をユーザー にしてもらうことで、アプリの面白さ・ユーザビリティを理解し、アプリのダウンロードを促すことができます。

今回は、そんなプレイアブル広告を作る上でのポイントや効果をご紹介します。

プレイアブル広告とは?

プレイアブル広告とは、モバイル広告のフォーマットの一つでアプリのダウンロードをせずにユーザーが広告の中でアプリを疑似体験できる近年、人気が高まっている広告手法の一つです。

画像や動画広告との大きな違いは、受動的に見るだけの従来の広告とは異なり、ユーザーが実際に画面の操作を行う点にあります。

また、アプリの一部を実際に体験することによりアプリの面白さや操作性を理解してもらうことができるため、アプリのダウンロード率上昇やアプリインストール後の継続率アップに繋がることが期待されています。


出典:https://www.facebook.com/business/ads/playable-ad-format

プレイアブル広告のメリットは?

プレイアブル広告は、実際にアプリを体感してからインストールを行うため、アプリインストール後の離脱率が従来よりも低いとされています。

特に、下記のような効果を期待することができます。

アプリを試す機会をユーザーに提供できる

通常のアプリは、インストールを行ってからでないとアプリを体感することができません。

しかし、プレイアブル広告は、広告内でアプリの一部分を体感してもらうことができるため、
アプリインストール前にユーザーに実際に体験してもらう機会を創出することができます。

エンゲージメントが高いユーザーを見つけることができる

プレイアブル広告は、静止画、動画広告とは異なり、実際にユーザーが操作する楽しみがあるのが最大の特徴です。広告内で遊ぶユーザーはアプリに対して興味を持っていると判断することができます。

また、アプリインストール後も広告とアプリのギャップが少なく、結果的に継続率や課金率が高くなるなどのエンゲージメントが高くなる傾向にあります。

競合が少ない

プレイアブル広告自体数年前から存在しているものの、日本の導入事例はまだま少ないです。

そのため、プレイアブル広告を使用することで競合他社との差別化を図ることができます。
しかし、国内ではメジャーとは言いがたいため、制作のノウハウを持った会社が少ないことがデメリットとして挙げられます。

プレイアブル広告を作る際に気をつけたいこと

プレイアブル広告を作る上で大切なことは、適切な長さと難しすぎない難易度とアクションポイントを明確にすることです。

実際にプレイアブル広告を作るときに、ユーザーに長く体験してもらおうと考え、プレイ時間を長くするケースが見られます。
しかし、プレイアブル広告の目的はあくまでも「アプリのインストール」です。

操作時間が長いとユーザーが満足感を感じたり、飽きてしまうことがあります。
また、難易度も難しすぎるとユーザーは魅力を感じにくく、簡単すぎると興味を失ってしまいます。
適切な長さと難易度を設定することがプレイアブル広告を作る上で重要になります。

そして、もう一つ重要になってくるのが、アプションポイントを明確に作ることです。
アプリの良さ操作性を伝えるためにたくさんの機能を盛り込みたいと思うかもしれませんが、これも逆効果になりかねません。

実際にユーザーが操作するのは2アクション程度に抑え、操作(クリア)後は華やかな演出で達成感を味ってもらうことが大切です。
適切な難易度と操作性をアピールしつつ「もっと遊びたい」と思ってもらうことがアプリインストールの鍵になります。

プレイアブル広告効果はどのくらい?

では、実際にプレイアブル広告はどのくらいの効果を出しているのでしょうか?
弊社のプレイアブル広告は、通常の広告と比較しても高い効果を出しています。

CTR CVR IPM
動画+プレイアブル 55.53% 6.21% 34.47
動画+インタラクティブエンドカード 85.91% 3.90% 33.47
動画 83.49% 3.77% 31.51
バナー 1.07% 4.24% 0.45

IPMとは、Install per Millの略で、新しいユーザーをターゲットにした場合の広告表示1000回あたりのインストール数を指しています。

このIPMが高いと、インストールの生成におけるクリエイティブ、広告、キャンペーンのパフォーマンスが高いと認識されます。
上記の内容からも、プレイアブル広告は効果が高い広告といえます。

まとめ

プレイアブル広告は、制作時の手間はあるものの、高い広告効果を見込むことができます。

今回お伝えしたポイントを踏まえて、静止画や動画だけでは伝えることのできないアプリの魅力を最大限アピールするためにプレイアプル広告を活用してみませんか?
G-KITでは、国内外の様々なプラットフォームに対応しているため実施中の媒体への配信から別媒体のご提案まで幅広く対応することが可能です。

プレイアブル広告の制作や出稿をお考えの方はぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人
G-KIT編集長
アプリマーケティングのみならず、総合デジタルマーケティング及び、コンテンツクリエイティブを自慢とするG-KITのメディア編集長。Webメディア業界に約8年間従事し、マネジメント・販売管理やマーケティングなど、数々の業務に携わる。YouTubeチャンネル支援や採用メディア支援などを駆使し真剣にクライアントの課題に取り組んでいる。趣味はゲームとウイスキーを嗜むこと。