デザインをするなら知っておきたい!レイアウト基本の4大原則って?

2022年4月22日

何かをデザインするときに「デザインってなんだか難しそう」と思ったり
「せっかく作ったのにどこか違和感がある」と感じた経験はないでしょうか?
実は、デザインの原則を抑えるだけでノンデザイナーの方やデザイン初学者の方も簡単にスキルを高めることができます。
今回は、デザインを行う上で抑えておきたい基本の4原則をご紹介します。

“デザイン”って何?

そもそもデザインってどんな意味?


日常生活でたびたび耳にする「デザイン」という言葉ですが、実際に説明するとなると、なかなか説明しづらいのではないでしょうか?
では、デザインの意味とは一体何なのでしょうか?

「デザイン」とWikipediaで調べてみると下記のように記載されています。
『デザイン(英語: design)とは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。
また、語源としては
デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
また、デザインとは具体的な問題を解き明かすために思考・概念の組み立てを行い、それを様々な媒体に応じて表現することと解される。』
とあります。

つまり、デザインとは実際に何かを作り出す行為のことを指すだけでなく、計画や設計の段階から「デザインする」行為といえます。

デザインは問題解決?


また、デザインはよく「問題解決」とも言われます。
なぜデザインをすることが問題解決をすることになるのでしょうか?

デザイナーがデザインをするにあたって、作成する前にまず考えるべきことは「どうして困っているのか」「クライアントはどうしたいのか」という点にあります。
クライアントの要望などから、何に困っているのか、問題点は何かを把握します。
その上で、どこを解決すればその問題点が解消されるのか、何を伝えたいのか、より理想に近づくことができるのかといった解決策を出すことができます。
その解決策をもって、実際に行動に移す、といった手法が一般的です。

情報が整理され、見た目がよくなることが問題解決の手段であればそれもデザインといえますし、反対に審美性が高くなくても問題点が解決されているのであればそれもデザインといえるでしょう。

どんなデザインにも基本はある!基本になる4原則って?


先ほど紹介したデザインに共通して、大切なことは「基本を抑える」ということです。
何かをデザインしようとしたときに「何かパッとしない」「何か変なんだけど、どこがおかしいかわからない」といった状況になることがあると思います。
そんなときはデザインの基本4原則に立ち返ってみると改善点が見つかるかもしれません。
次の章からデザインをする上で大切にしたい原則をご紹介します。

デザインの基本4原則その1 – 近接

まず1つ目の基本は「近接」です。
必要な情報(要素)同士を近づけ、別の情報との間に余白を作ることで、どの情報が関連しているかが分かりやすくなります。

デザインの基本4原則その2 – 整列

2つめの基本は「整列」です。
要素を規則的に整列させることで、すっきりとまとまり、視認性が上がります。


整列のさせ方には左揃え、中央揃え、右揃えがあります。
使用されるパターンとしては左揃えと中央揃えが多く、右揃えはあまり使用されません。
時に、日本語の長い文章は左揃えにすると読みやすく、文章が短い場合に中央揃えにされるパターンが多いです。

デザインの基本4原則その3 – 反復

3つめの原則は「反復」です。
レイアウトを作成する時、全て違うレイアウトパターンを使用するのではなく、規則性を持って同じパターンを使用することで全体に統一感を持たせることができます。

デザインの基本4原則その4 – 強弱

最後に「強弱」です。
情報の中にも、伝えたいことに優先度が存在します。

優先順位の高いものは大きくする、色を変えるなど他の情報と区別することで以下のようなメリットがあります。
・視認性が上がって重要な情報がひとめでわかる
・メリハリがつき単調にならない

まとめ

デザインの基本の原則は、デザイナーだけでなく資料の作成や片付けなど、仕事や日常生活で役立ちます。
ノンデザイナーの方や、デザイン初心者の方はまずはこの基本を意識するだけで、資料がぐっとよくなります。
ぜひ実践してみてくださいね!

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この記事を書いた人
nagi y
入社してもうすぐ4年が経ちます。月日の流れは早いですね。