SEOってどのくらいの期間で効果が出るの?効果やメリットをご紹介

2022年1月31日

「SEO」という言葉を聞いたことのある方は多いのではないでしょうか?
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語で「検索エンジン最適化」といいます。
GoogleやYahooなどの検索エンジンにおいて、特定の検索ワードで自社などのWebページを上位表示させるための施策を指す、マーケティング手法の一つです。
「聞いたことがあるけどよくわからない」「効果がすぐ出ないのになぜやるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
本記事では、SEOの効果や、SEOを行うことで得られるメリットをご紹介します。

25%以上の人がGoogle検索結果の1番上をクリックしています

Search Engine Journalの2020年7月の記事によると、
Google検索での最初のオーガニック検索結果の平均クリック率は28.5%という結果がでています。
また、グラフを見ると平均CTR(クリック率)は1件目の28.5%から急激に下降し、
2件目以降は15.7%、3.件目は11.0%と10%以上低下していることがわかります。
また、4件目以降は10%を切るなど、表示が下にいくほどクリック率が低下していることが結果として現れています。

つまり、検索結果で上位表示されることでオーガニック検索時にユーザーの目にとまる機会が増加し、
結果として自社サイトなどに誘導することにつながります。

SEO対策はどのくらいで効果が出る?

SEOは効果が現れるために半年〜1年など、期間にばらつきがあります。
しかし基本的に数日で効果が現れることはなく、ある程度時間がかかってしまいます。
効果が出るまでに時間がかかる理由は、下記のようなものが挙げられます。

「キーワード」によって上位表示されるまでの時間に影響が出る

SEOで必要になってくるキーワードには、検索ボリュームによって「ビッグワード」「ミドルワード」「スモールワード(ロングテール)」に分類されます。
このワードのボリュームによってよって上位表示されるまでの期間が異なってきます。

・ビッグワード

検索ボリュームが多いキーワードです。
具体的なキーワード数の定義は決まっていませんが、月の検索数が10,000以上のキーワードを指します。
上位に表示されることでより多くのオーガニックユーザーの流入を期待することができます。
しかし、ビッグワードは検索のボリュームが大きいため、下記のようなデメリットも存在します。

・競合が多い
ビッグワードは先述の通り、検索のボリュームが多いため、競合も多数存在します。
特に、検索画面の1ページ目に表示されるのは大手企業や有名なサイトなどが主であったりと競争が激しいため、現実的とはいえません。
・コンバージョン率が下がる
検索ボリュームの多いキーワードは、流入多くなる反面、ターゲット層以外の訪問者も多く訪れます。
そのため、総体的にみてコンバージョン率が低くなる傾向にあります。

・ミドルワード

ビッグワードほどではないですが、検索数のあるキーワードを指します。
こちらもキーワード数の定義は決まっていませんが、月あたりの検索数が1,000〜10,000くらいのキーワードを指すことが多いです。
ビックワードほどではありませんが十分に検索件数があることと、
ビッグワードよりもユーザーの幅が狭くなるためターゲット層に当たりやすくなります。

・スモールワード(ロングテール)

月あたりの検索数が1,000以下のキーワードを指します。
ビッグワード異なり検索件数は少ないですが、少ない分競合が少なく、
専門的な用語を知っている人など「情報を必要として探している」ユーザーにアプローチすることができます。
ビッグワードのデメリットである「競合の多さ」「コンバージョン率の低さ」をカバーできるキーワードです。
しかし、検索数は少ないため、大きな流入の変化は期待できないでしょう。

SEOでは、ビッグワードを取りに行くよりも
まずはミドルワードやスモールワードなどのキーワードを狙いに行くことで
より検索上位を目指す手法をとることが多いです。

「ドメインパワー」が上がるまでに時間がかかる

ドメインパワーとは、Webサイトの強さを示す指標のことで、GoogleやYahooなどの検索エンジンからサイトがどのように評価されているかがが分かります。
検索結果やWEBページ内でわかるものではなく、専門のツールを使用することで数値として確認することができます。
こちらはサイトの被リンク(外部サイトから自サイトへ向けられたリンク)の質と量が重要な指標の一つとされており、
被リンクの質が良いサイトは検索エンジンから良い評価を得ることができ、検索上位に表示されるといわれています。

そのため、新しくできたWEBサイトのコンテンツが充実していてもすぐに検索上位に表示されることはほぼありません。
ここで「サイトをつくってしばらくしてからコンテンツを増やせばいい」と考える方もいると思いますが、
検索エンジンは定期的に評価を行っているため、質の良いコンテンツを定期的に運用することが重要です。

SEOのメリットは?

では、そんな時間のかかるSEOにはどんなメリットがあるのでしょうか。

集客が見込める

まず一番に挙げられるメリットとして集客が見込める点です。
インターネットで検索することが当たり前の現代で、アクセスしてもらうことができれば自然と集客が見込めます。
また、検索流入したユーザーは商品やサービスへの関心が高いため成約につながりやすく、効率がいいといえます。

費用対効果が良い

SEOは初期費用こそかかるものの、広告と異なり表示やクリックなどに費用が発生することはありません。
また、広告は出している間しかユーザーの流入が見込めませんが、
SEOは広告を出していない間も検索の上位に位置することで費用をかけずユーザーの流入を見込むことができます。

資産価値になる

WEBサイトのコンテンツを充実させることは、その業界や分野に精通していることをアピールできたり、
会社の雰囲気を伝えることができたりと企業のブランディングにもなります。
その結果、ファンを創出や採用の問合せに繋がるケースも存在するなど、企業としての資産価値の形成の役割も担っています。

SEOのデメリットは?

SEOにはメリットばかりではなく、デメリットも存在します。

効果が出るまでに時間がかかる

SEO対策はキーワードの設定やドメインパワーを上昇させるために時間がかかります。
そのため、すぐに効果があらわれることがありません。
そのため、効果を実感することができずSEO対策をすぐにやめてしまうケースもみられますが、「すぐに効果はでない」と念頭において実施することが必要です。

検索順位が変動する

GoogleやYahooは定期的に評価のアルゴリズムをアップデートしています。
このタイミングでWEBサイトが評価され、検索順位が上昇することもありますが逆も然りで
検索順位の上位表示されていたものが下降する場合もあります。
検索エンジンから適切な評価を受け続けるために優良なコンテンツを定期的に更新することが重要になります。

SEOはいつ始めるのが効果的?

「SEOは時間がかかるなら今すぐ始めなきゃ!」と焦って今すぐはじめようとしていませんか?
SEOは早めに始めるに越したことはないですが、始めるにあたっておすすめのタイミングは
新規サイトのリリースやサイトリニューアルのタイミングです。
Googleはコンテンツの質だけでなく、サイトの構造やコンテンツがオリジナルのものかなど細かいところまでチェックしています。
そのため、サイト全体を見直すことができるリニューアルや新規サイトのリリース前に行うことが一番良いタイミングといえます。

まとめ

SEOは一朝一夕で効果が出るものではありません。
しかし、効果が発揮されれば集客やブランディングの面において大きな役割を果たしてくれるでしょう。
弊社ではSEO対策をはじめ、オウンドメディアやオウンドメディアリクルーティング
の支援サービスを行っています。
お困りごとなどがあればぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人
G-KIT編集長
アプリマーケティングのみならず、総合デジタルマーケティング及び、コンテンツクリエイティブを自慢とするG-KITのメディア編集長。Webメディア業界に約8年間従事し、マネジメント・販売管理やマーケティングなど、数々の業務に携わる。YouTubeチャンネル支援や採用メディア支援などを駆使し真剣にクライアントの課題に取り組んでいる。趣味はゲームとウイスキーを嗜むこと。

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